小 説『ニボシのロック』

小説『ニボシのロック』
『ニボシのロック』
【あらすじ】

三十路の孤独なギターマン〈有働〉は、プロのミュージシャンになる夢を諦めようと最後のライヴイベントを主催する。そこで、とあるバンドと運命的な出会いをする。そのバンドの名は《ニボシ》。

“予備校生みたいな”小太りの兄〈君原達也〉と“童顔プロレスラー”の弟〈君原郁也〉、“マッチ棒みたいな”女の子〈柚木真子〉のスリーピースバンド。彼らの音楽が〈有働〉の胸を打つのには、ある理由があった。

兄の〈達也〉が、引きこもりの弟〈郁也〉の社会復帰の為に、曲を作り、歌わせていたのだ。

【解 説】

僕は部屋で一人きり、ヘッドフォンで大音量で音楽を聴きながら〈空想のライヴ〉を空想して楽しんでいる、という恥ずかしい趣味を持っているのですが、『ニボシのロック』は、そんな時に浮かんできた物語です。特に思い入れが強かった訳ではないのですが、どうしても“その曲”を聴くと“そのストーリー”が浮かんでしまう。「いっそ、それを文章にしてみよう」と思って、気軽に書き始めました。

僕は書くとなるとつい考え過ぎてしまって、そんな悪い“クセ”を治そうと、「気楽に」「思いつくままに」「等身大をテーマに」書いております。言ってみれば“リハビリ”です。

去年、『ネット小説大賞』というグランプリに挑戦して散々な目にあって落ち込んでいたので、「書く楽しみ」を思い出そうと。でも実は、また『ネット小説大賞』に応募してしまいました(なぜか書き終わってません)。気楽に書き始めたのに、懲りもせずに応募してしまって、結局、色々考え過ぎちゃってます。当初のイメージしていた部分は既に前半で書き終えてしまって、今は登場人物が勝手に暴走してしまうので、その暴走のままに書いておりますが、広げた風呂敷をたためる様に頑張ります。

(2019.02 渡辺浩一)

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